真田丸 2




テレビ放映中の真田丸の時代の食について書きます



当時、1日の食事というのは朝夕の2食でした。


それも雑炊であり、3食というのは江戸時代に入ってからです。


米も玄米に近いくらいで米ぬかがたっぷりと付いていたくらいに


搗いたようです。


家康といえば大の麦飯の愛好家で、これは健康に良いという事から


麦飯を食べてもいたようで、家来が、気を利かせて


米の飯を出したりすると機嫌が悪くなり麦飯に変えさせたといいます。


この時代で家康ほど保健について神経を配った武将はいないでしょう。


自分の健康を保持するためにスポーツを大いに行い、一方では、


本の好事家であり1万冊くらいの本を集めさせ文庫を作り、


又、香木の大ファンで当時のシャム(タイ)あたりから輸入した


香木の殆んどを所有したといいます。


ファイル:Sekigaharascreen.jpg


食べなかったけれど米飯の逸話(名将言行録)が家康にはあります。


大坂の陣の前には、関ヶ原の戦いがありました。上の絵です。


この戦いは、日本の戦いでは珍しく長時間にわたる激戦が行われ


やっと東軍の家康方が勝利したが、あまりの長い戦いのため、


将兵は、夕方になると空腹を覚えたが、生憎、大雨が降って


火を付けることもできず困り、中には生米を食べて身体を壊す兵も出た。


すると家康は、触れを出して米を水につけてから


食すようにとさせ食べさせた。


兵たちは、そこまで気を使ってくれるのかと感激したといいます。


 次回は食のおかずについて。


 


 


 


 


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