浅草歳の市
現代の羽子板市です。
12月17、18日に行われ、翌日の19日には蓑市が開かれ、蓑や笠を買いに来ました。
江戸時代は、歳の市として知られその中で羽子板を売っていた事によります。
歳の市は浅草寺だけではなく他の寺社でも行われてたが浅草寺のが一番盛んであり
人々は正月に備えての用品はもとより生活用品も買い求めたものです。
その人出のすごさは下の絵を見ると一目瞭然で人混みといっても過言ではありません。
当時の子供たちの遊びはというと、女の子は羽根つき、男の子は凧上げが主です。
江戸の正月というのは、元日などは外を歩いてるのは年始回りの武士と
外で元気よく遊ぶ子供たちでその他の人は寝正月です。
だからとても静かで門松に使った笹の葉が2階の障子に触れてさらさらといった音が
聞こえたほどといいます。
女の子遊びでは手毬もありますが、途中までは今のように地面に毬をつくのではなく
手について上に上げていたようです。
これが江戸中期の木綿が普及すると、毬も木綿で作られるようになり
すると地面についても弾むようになったようです。
18日行きましたが賑わってましたね!本堂で読経&観音経写経納めてきました。