花祭り
4月8日はお釈迦様の誕生日です。灌仏会です。
[天上天下唯我独尊」と生まれてすぐのたまったお釈迦様の日です。
江戸時代は、この日を祝って江戸中の寺院はお堂を作り
お堂の中には、お釈迦様の像を安置させ、お堂を花で飾り
参詣に来た人々に甘茶を振舞い、
又、参詣に来た人々は、釈迦像に甘茶をかけて祝いました
更に参詣に来た人々は、甘茶を家に持ち帰り、
それを墨ですって紙に書きました。
目的は害虫除けのお呪いを書くためで、わざと逆さまに書いて、
便所などに張り付けて虫除けにしたのです。
その文句は、
「千早振る卯月八日は吉日よ、神さげ虫をせいばいぞする」
左の板壁に下に貼ってるのが、お呪いの紙
神さげ虫とは、蛆虫のことです
絵は長屋に売りに来た初鰹を魚屋が捌いてます。
相当見栄を張って買ったのかもしれません
それほど高値で売られた時期もありました
「目に青葉山不如帰初鰹」
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