東北へ

梅雨の季節に入りあちらこちらできれいな紫陽花を目にするようになりました。
沈んだ気持ちになりがちな梅雨空に彩りを添えてくれる花ですね。

そんな梅雨時の晴れ間をぬって、東北は岩手県大船渡市へ行ってまいりました。
被災地への応援金としてスノードロップがお預かりをしていた皆様のお気持ちを
今回は直接被災地で活動するNPOなどに届けたいと思っていたところfacebook
でシェアされてきた投稿に目を奪われました。
電気も来ないところに生活している家族がまだ存在する事を知りました。

「特定非営利法人絆プロジェクト三陸」被災地で初めて立ち上がったNPO法人です。
こちらの法人に直接お届けすることを決め、先日往復1200キロの旅をしてまいりました。

隣町の陸前高田にも足をのばしましたが、1年3ヵ月を経た今もなお瓦礫の山が高く積み
上げられたままでした。
一本だけ残った松の木も枯れはじめていて、立ち入り禁止の看板があり近くには寄る
事はできませんでした。


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これからが本当に復興に向けての正念場になって行くのだと思います。
先の見えない不安から、目標を持てる生活の場が整う事を願うばかりです。
私達が出来ることはそれぞれ違いますが、被災地を思う気持ちを風化させない
ことが、次の一助につながるのではないでしょうか?

屋台村として仮設の商店が復活する中でコンパネを利用したお店も出来始めていました。
東北の方々の逞しさを感じた旅でもありました。


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帰りがけに中尊寺と毛越寺へ立ち寄りました。
世界遺産に登録された平泉の文化遺産は歴史散策の場でもあり
静寂な中尊寺の森林の中に身委ねると新たなエネルギーをいただけそうです。



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chie~


3 件のコメント

  • ご多忙の中とりあえずの夢がかなえましたね!1泊2日の行程、とても良く纏められていますね!

  • 現地現物、大切ですね。
    復興とは自然に復興するのでなく 人の手によって復興して行くのですね。
    私も微力ながら その日まで 通い続けます。

  • 木村さん>お疲れさまでした。書きたくても書けない事実もありますが、直接佐藤さんとお会いでき、お話をうかがえたことは収穫でした。ありがとうございました。

    けん・さん>コメントありがとうございます。阪神淡路大震災の時でさえ復興に14年の歳月を要したそうです。それを思うと、東北の復興はどれだけの年月を要するのでしょうか?福島は原発事故の為になおさらです。国は何を責任がとれるのか?辛い現実がそこにはありますね。
    微力でも被災地に思いを寄せ続けることが大切だと感じます。

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