新緑の美しい季節となりました。
5月は子供の日、母の日とそれぞれに家族への思いを再確認する日が続きます。
故人さまを思いだす日として、お彼岸、お盆がありますが、
こうした法要事は 故人を偲ぶと同時に普段は疎遠がちな親戚や知人と思い出話に
花を咲かせる 場面を故人さまが演出してくださるのだと思います。

納骨でお困りの方々の一助になりたいとの思いから4年前に共同墓「陽だまりの碑」を 建墓いたしました。
寄付金を集めてまわり、私どもの趣旨にご賛同いただいたお寺さまとの出会いもあり
実現した共同墓「陽だまりの碑」でした。
3・11の後から少しづつ生前でのお申込みが増えてまいりましたが、
合同納骨に参加した ご親族や合同供養祭に参加した知人の方、人が人を呼ぶ形で
スノードロップが企画した 共同墓はみなさまの共感を呼んだようです。
こんなに早く「陽だまりの碑」の受け入れを終了することになるとは思ってもいませんでした。
締め切りの告知をさせていただいた後も沢山のお問い合わせをいただき、
粉骨になるかも しれないと言う事をご了解のうえで受け付けた方もおります。
合祀とは云え、１体づつサラシノ納骨袋にお入れし、
他の方のご遺骨とはかなりの年月を 経なければ混ざることはなく
手前みそですが、金泉寺さまのご協力をいただき、
丁寧な納骨式をみな様と共有してきた４年５ヶ月でした。

NPO法人スノードロップとしてこうした共同墓を提供することが
これからも第一の 活動であると自負しております。
すでにお問い合わせもさることながら次の共同墓へのお申込み予約もあり
完成は６月になると思いますが、完成予想図が出来てまいりましたので
新企画の共同墓をご紹介させて頂きます。





風香る共同墓～　「ハーブな丘」 「風薫でしょ？」と指摘もされますが、
そよ吹く風でハーブが香るイメージです。
「ハーブの丘でしょ？」と言われましたが、「ハーブな絨毯」を敷き詰めるのですから 「ハーブな丘」です。
結局名前も私の我がまま？・・・こだわりです。　
(笑) 北海道のハーブ農園から「ハーブな絨毯」を取り寄せて芝生の代わりに ハーブな絨毯を敷きつめます。
ちょっと小高い丘の上から見渡す里山の風景はなんとも言えず心穏やかにしてくれます。
共同墓の周りの樹木とハーブの香りが故人さまと、訪れるみなさまを癒やしてくれる ことと思います。
今年は例年にない寒さも手伝って、北海道のハーブ農園の
絨毯の出荷が遅れる ようですが５月後半には植え付けが出来ると思います。
スタッフと何度も何度もミーティングを重ね、
施工してくださる山口庭園さん 石の華さんのご協力を得ながら造成しております。
このデザイン画を描いてくださった「ふうけいあそび」の夏来さん お弁当持参で現地に来て下さり、
こちらの伝えるイメージと周りの風景を 一緒に描いて下さいました。
白紙から物を造る方ががたやすいと思うのですが 今回は墓地のリニューアルを含めての造成です。
ずいぶんと頭を悩ませました。
スタッフ全員からそれぞれ思い描く共同墓のデザインを募り 何度も内容を変更しながらやっとたどり就いた図案です。
これ以上のものを山口庭園さんが造ってくださると信じています。
お問い合わせをいただいているみなさま、これから共同墓をとお考えのみなさま ハーブな丘の完成をお待ちください。

 chie~