江戸の七草


江戸の正月は8日までを松の内としていた。


正月が終わると6日の夜には、門松や松飾りは取り外します


「7日の風に当てるな」といわれていたからです。


又、町には「なづな売り」が回ってきます。七草のひとつです。


春の七草


1月7日は、人日です。


江戸城では若菜の御祝儀がある。


これも宮中の行事を真似たもので、古来より日本では、


年初めに雪の間から芽を出した若草を摘む風習があり、


これが七草の始まりで、邪気を払うと考えられていた。


「枕草子」にも「6日取り、7日食す」とあります。


 


7日の人日は、幕府の公式行事である5節句の内の一つでした。


人日とは、中国では、正月の1日から8日まで、鶏の日、狗(犬)の日、羊の日、


猪の日、牛の日、馬の日、人の日、穀の日としました。 


7日は人の日にあたるので「人日」としたようです。


そして、7日に7種の菜を羹にして食べると年中息災であると信じられていたのでした。


 日本では、寛平2年(890)に七草粥を食べたのが始まりとされてます。


前の日に、七草を準備します。


「せり、なずな、おぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」


 これら七草を俎板の上で叩くが、それがどの家も一斉に叩くので


町中騒がしいものだったという。


「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」


   


 


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