「妻へ・・・」
初夏を感じさせる気温と、 青い空、眩しい太陽、そして木々の緑によりなんだか力が漲ってきます。
本日は樹木葬墓地「こもれびの里」にてご納骨をさせて頂きました。
今回も宗教儀式は行わず、ご家族ご親族のみのでのご納骨です。
ご納骨、献花が終了し、ちょっとお話をさせて頂きました。
故人様は生前より「樹木葬」をご主人様とご希望されていたそうです。
そしてお葬式も奥様やご主人様のご希望通り、 宗教儀式を行うのではなく、
ご家族ご親戚の方のみの「家族葬」で行われたそうです。
「こもれびの里」のお客様(樹木葬をご希望される方)の多くは、
お葬式の際に宗教儀式を行われない方が多くいらっしゃいます。
土の中へご納骨する際、 ご主人様が奥様へ書いたお手紙もご遺骨と共に土の中へお納めさせて頂きました。
以下、お手紙より、
「妻(~)の霊に贈る」
妻の霊、鎮まり給う樹木葬、桜花爛漫、野辺広大。
望み通りの環境に静かに眠れ、冥福祈る。
追憶や私に宛てた手紙、遺影を見るたびに、
あれやこれや生前の事を思い出し、
特に修養時代に苦労をかけた事、 なんと感謝すればいいか分からない。
ただ、ありがとうと心で言うばかり。
私とていつまで生きるか分からない。
そう遠くないと自覚している。
また黄泉の国で会いましょう。
今度はもっと気楽に話し合えるかとも思う。
長男の誘いで大宮に来たことも喜びの一つであった。
それにしても四ヵ月は短すぎたように思える。
病魔、寿命には勝てなかった。
北海道、九州の旅は良かったな。 また欧州北欧の旅も記憶に新しい。
二人で最善に生きた事を自負して。
子や孫ら家族の幸せを共に祈念して。
Rより
奥様を大切に、愛する気持ち、 すごく伝わってきます。
奥様がずっと安らかに眠れる場所、 そしていつの日かご主人様も眠りにつく場所「こもれびの里」
NPO法人スノードロップが大切に管理させて頂きます。
スタッフ布川翔太
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