没頭できる何か
人には2つの年齢があるんだ。
実年齢…体の年齢と心の年齢。
どんなに年老いても心の年齢って
若く保つことができるんだよ。
その方法の1つが『何かに没頭すること』なんだよ。
樹木葬墓地こもれびの里で出会った会員様とのお話の中で
そのようなことを聴いた直後に、金泉寺のご住職を見かけました。
何年もの間お一人で植え続けたあじさいは山一面、数千本にものぼります。
この日も、あじさいの植え付けと遊歩道の整備をされていました。
100kg近くある大谷石を一人で動かしている姿を見て
ふと聞いてみたくなったんです。
『精根尽き果てて投げ出したくなったりしないんですか?』
あるある~~~そんなこといっぱいあるよ!老体なんだし!
でもな。。。そのたびに俺がやらなきゃ誰がやるんだって
ナニクソ!って思うんだよ。
それでまた動き始めたら、知らないうちに時間が経ってるんだよな。。。
腹を立てて怒っているご住職の顔も見たことがあります。
でも今日は、とっても清々しいお顔をされているご住職でした。
没頭するってこういうことなんだなと、心が洗われる思いでした。
この日は6年目の3月11日でした。
6年前のこの日を境に私は
自分のしていることが無意味に思えて
多趣味から無趣味な人になりました。
良く言えば、時間の使い方を真剣に考えるようになった
とも言えなくはないですが
私も何か一つでいいから会員様やご住職のように
真摯に取り組める何かを見つけたいと思いました。
スタッフ 佐久間
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